2024年 4月 25日 (木)

<エイジハラスメント>(テレビ朝日系)
武井咲が爆発!「てめぇ、五寸釘ぶちこむぞ」会社内のハラスメントやっつける痛快さ

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   2008年7月に発行された内館牧子の小説のドラマ化である。内館自身が10年ぶりに連続ドラマの脚本を手掛けたことでも注目だ。

   セクハラ、モラハラ、そしてエイジハラスメントとなんでもありの総合商社を舞台に、ヒロイン・吉井英美里(武井咲)がさまざまなハラスメントと闘う新人OLを演じている。

先輩女性社員から目の敵にされる若くて美貌の新人OL

   総務部に配属された英美里は事業に失敗した実家に仕送りしなくてはならず、先輩OLたちとのランチや会合をパスして、月500円ずつ出し合うコーヒーも飲まないため、社内で浮きまくり、先輩たちの不評を買う。しかし、若くて綺麗だから男性社員の人気は絶大で、会社案内の表紙モデルに起用されたり、重要な接待を任されたりで、女性社員からの風当たりはますます強くなる。じっと耐えるが、限界を超え最後に爆発!「てめぇ、五寸釘ぶちこむぞ」と啖呵を切り逆襲に出る。

   英美里の「五寸釘~」は、「水戸黄門」の印籠のような決め台詞で、毎回、理不尽な事が起こり、最後に「五寸釘~」を出して一件落着というスタイルのようだ。「ドクターX」もそうだが、こういう定型があるとわりと見やすいし、悪者をやっつけるところは痛快だ。

   正直いうと、武井咲は苦手だった。あの甘ったるい喋り方と、お世辞にも上手とはいえない演技のわりには、なぜかずっと主演ポジションに居続けているから。が、この武井はいいと思う。

   なんたって、若さと美貌ゆえに先輩女性社員たちの嫉妬を買う新入社員なのだから、並みの顔面偏差値では説得力がない。男性社員にチヤホヤされるところも含めて、武井咲クラスならなるほど納得だ。

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