2024年 4月 27日 (土)

<みんな!エスパーだよ!>
園子温監督「エスパー」映画版スベった!?「夏帆パンチラ」もパンモロでエロさ低下

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講談社 2015「映画 みんな!エスパーだよ!」製作委員会
(C)若杉公徳/講談社 2015「映画 みんな!エスパーだよ!」製作委員会

   数はそれほど多くはないが、次はどんな作品が発表されるのかワクワクさせてくれる監督というのがいる。園子温はそんな監督の一人だ。園子温がテレビ東京系の深夜連続ドラマで手掛けたのが「みんな!エスパーだよ」だった。番外編「エスパー都へ行く」を経て、劇場版として万を持して制作された。

愛知・東三河で悪の超能力者と対決

   舞台は愛知県東三河。主人公の高校生・鴨川嘉郎(染谷将太)には人の心の声が聞こえる。全裸でテレポーテーションするのは露出狂の榎本(深水元基)、矢部(柾木玲弥)は透視能力がある。嘉郎たち高校生の溜まり場になっている喫茶店のマスター、輝光(マキタ・スポーツ)はテレキネシス(意思の力だけで物体を動かす能力)が使える。

   テレビ版では清純派の夏帆が毎回惜しげもなくパンチラを披露していた。You Tubeに「夏帆 制服パンチラ集」というのがアップされているくらいだ。パンチラは見られては困るからエロい。ところが、本編後半はパンチラどころかパンモロ、水着のオンパレードだ(クラビア・アイドル大挙出演)。アレレという感じ。

   映画版では夏帆の演じた嘉郎の幼馴染のヤンキー女子高生・平野美由紀を池田エライザが担当している。池田は負けずにパンチラを連発する。美由紀は嘉郎と同じ「人の心が聞こえる」超能力を持っていて、嘉郎と「心の声」で会話したりする。

   かつてアメリカで超能力者がある地域に多数発生し、悪の超能力者たちによって惨殺された「ダルースの惨劇」というのがあった。それが東三河で繰り返されようとしていた。嘉郎たちはこれを防ごうとして立ち上がる。

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