遠藤憲一「泥臭い独身オヤジ」VS渡部篤郎「垢抜けた重役」強面と芸達者バトルとは考えたな
<お義父さんと呼ばせて 第1~3回>(フジテレビ系)

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   やたらめったらドラマに出まくっている遠藤憲一は、今期もNHKの「逃げる女」で刑事役、ホント出すぎだよ。当作品では、やまびこ商事の部長・大道寺保で51歳、昔ながらの土下座もするサラリーマンである。彼は長く独身だったが、28歳も年下の花澤美蘭(蓮佛美沙子)と結婚を決めて、彼女の父親・帝洋物産常務の花澤紀一郎(渡部篤郎)に結婚を許してもらうべく挨拶に行く。ところが紀一郎も保と同い年の51歳で、妻の静香(和久井映見)ともども美蘭の結婚には大反対、紀一郎は激怒する。初対面はさんざんだ。
   第2回には仕事先の会合で保と紀一郎が同席する羽目になり、保はそそのかされて裸踊りのカッポレをやってしまう。都会的に垢ぬけた最年少役員の紀一郎の趣味には全く合わない。しかも、保は花澤家で美蘭の祖父からワインを飲まされて悪酔い。花澤の家族の批判を本音丸出しでペラペラしゃべる大失態を犯す!
   初回は「よくある歳の差婚のドタバタだろう」と冷めてみていたが、芸達者の渡部と強もて顔の遠藤が、中年男同士の垢抜け派と泥臭い派に扮してバトルとは考えた。しかも、2人とも根底は優しい男たちでインテリ。妻役の和久井映見がユーモアを解する賢夫人に描かれているので不快感がない。脚本の林宏司はNHKの「ハゲタカ」でヒットを飛ばした人である。刑事ものやオカルトものなど今期の3番煎じだらけの中では、続きも見ようという気になる作品。(放送2016年2月2日22時~)

(黄蘭)

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