2024年 4月 27日 (土)

電気機器

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歴史

戦後、長い間、通信機器主体の発展を続ける

  日本の電気機器工業は、もともとは通信サービスが発端で発展を続けた。1869年に東京と横浜の間で官用の電信設備が整備されたが、これをきっかけに各電気メーカーは通信機器に力を入れていった。戦後、長い間、日本の電気機器工業は通信機器主体の発展を続けてきた。日本最大の通信事業グループ「NTTグループ」に対し、松下電器産業やNEC、富士通などは積極的に協力し、NTT向けの機種開発に注力した。
戦後の高度成長期には発電機器などの重電部門が活躍した。戦後まもなく行われた政府による傾斜生産方式の施策には重電も含まれており、この部門が大きく伸長した。 一方、家電分野では、ラジオや白黒テレビ、カラーテレビ、洗濯機、冷蔵庫といった基本的な家電が戦後、爆発的に普及した。これに加え、日本勢が開発したVHS方式のVTRや、CDプレーヤーなどのAV(音響映像)機器も人気を博し、外国への輸出が加速した。

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