2024年 4月 27日 (土)

海運

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歴史

急速な円高で最大のピンチ迎える

  海運業界は高度成長期に輸出入が活発化するのと比例して、大きく成長した。しかし、1985年のプラザ合意で、急速に円高・ドル安が進み、最大のピンチを迎えた。ドル建てが大半の運賃収入は半分になり、逆に日本人船員の給料はドルベースで倍になり、コストアップに苦しんだ。日本人船員を大幅に減らし、代わりにフィリピンなど外国人船員を採用して、経費削減に取り組んだ。船舶の売却もした。にもかかわらず、第一次石油ショック後にタンカー船腹が過剰となり、その後も北米定期航路市況が低迷するなど深刻な海運不況が続いていた。1989年には大手のジャパンラインと山下新日本汽船が合併してナビックスラインとなり、1999年にはそのナビックスラインと大阪商船三井が合併、商船三井となるなど業界再編も進んだ。

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