反核運動かたる スパムメール横行
2006.06.01 16:30
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発信元は個人情報などを盗み取ろうとするサイト
さらに、スパム送信元のブラックリストデータベースを作ろうという 「RBL.JPプロジェクト」が運営する「フィッシング詐欺サイト情報」によると、このサイトにアクセスすると、ウイルスをダウンロードさせられるという。JINビジネスニュース記者のブラウザがフリーズしたのは、どうやらこれが原因のようだ。
この謎のウェブサイト、内容を調べてみると、別のウェブサイトの内容を丸々コピーしたものだということがわかった。しかも、このドメインの登録情報を調べてみると、5月18日に登録されたばかりだ。どうやら、個人情報などを盗み取ろうとするサイトのようだ。
ブロガーからは
「こういう、人の善意につけこんだ悪質サイトは、とても許せません。マジメに活動している人々への冒涜的行為とも言えましょう」
「あ~いやだ、いやだ、スパムで自分達の主張の押し売りかよ。こんなの逆効果じゃん」
と、非難の声が相次いでいる。いったい、このサイト、だれがどのような目的で作ったのだろうか。スパムの踏み台にされるとあっては、簡単にメールを送信する訳にもいかない。謎は、深まるばかりだ。
このケース以外にも、06年5月下旬までに、国内では防衛庁や日経新聞社などを送信元に偽装して送信されるウイルスメールの被害が相次いでいる。
手口は悪質・巧妙化している。