2024年 4月 20日 (土)

消費者金融など低金利ローン続々発売
グレーゾーン金利撤廃で生き残り

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   大手消費者金融の武富士やクレジットカードのジェーシービーなどが、低金利のカードローンを相次いで発売している。今国会で改正・貸金業法の成立が見込まれるなど、貸出金利の引き下げが必至の状況なので、低金利のカードローン商品を早めに発売して顧客の囲い込みを図るのが狙いだ。

   武富士は06年11月9日から、融資限度額100万円、年9.125%の「ゴールドローン」の取り扱いを開始した。あわせて、年18.00%の「ドリームプラン」も発売している。
   J-CASTニュースの取材に同社は「銀行のカードローンよりも低い金利で、消費者金融業界では初の試み。グレーゾーン金利の撤廃措置を先取りし、低金利でも耐えうる、強固な収益体質のための第一歩です」(広報部)という。

カードローンはすでに金利が年10%割れ

消費者金融などからの債務を一本化する「おまとめローン」も登場
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   クレジットカードの国際ブランド、ジェーシービーは「JCBファーストローン+(プラス)」を始めた。融資限度額300万円、年8.00%からのカードローン。本人確認証や収入証明書が必要になるなど、消費者金融業者のように即日審査というわけにはいかないが、こちらも年10%を割り込んだ。

   CFカードでおなじみの信販会社・セントラルファイナンスは10月30日、年7.80%の低金利の大型ローンカード「CF VIP LOAN CARD」を発売した。融資限度額が50万円から300万円まで6コースに分かれており、50万円の場合は年18.00%で、300万円では年7.80%で提供している。

   貸出金利が年10%割れしているカードローンではすでに、UFJ-NICOSの「UFJニコス マイベストビズ」(年7.80%~)やオリックスVIPカード(年7.7%~)、SBIイコールクレジット(年8.0&~)、GMOネットカード(年7.3%~)、ソニーファイナンス「eS-card plus」(年8.70%~)、楽天クレジット「マイワン」(年100万円超、年8.7%~)がある。 ちなみに、三菱UFJ系のDCキャッシュワンやモビット、三井住友系のアットローンなどは、年15.0%~18.0%。

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