大和証券はフジプレアムの主幹事を務めている。このため証券業界では「顧客とのつきあいは大事で、このような馴れ合いの取引をやっているところは結構多い。顧客が売買する株が、顧客の会社の株であっても、インサイダーの情報を知って売買したかどうかを証明するのは難しい。今回の事件は氷山の一角に過ぎない」など同情的な声もある。同本社は「法令順守と内部管理を徹底し、信頼の回復に努める」とするコメントを発表したが、どこまで具体的で実現性の高い再発防止策を示せるか。グループとしての真価が問われることになる。
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