2024年 3月 28日 (木)

追加利上げ見送り 日銀の金融政策決定会合

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日本銀行は2007年1月18日、当面の金融政策運営について、次回の金融政策決定会合までの金融市場調節方針を現状維持すると決め、追加利上げを見送った。現状は、無担保コールレートを年0.25%前後で推移するように促すとなっている。議決権をもつ9人の政策委員の6人が現状維持に賛成した。委員は、景気の拡大が緩やかに続いているとの認識で一致したものの、個人消費など動向をさらに見極める必要があると判断したもよう。
一時は短期金利が追加引き上げを織り込んで上昇したり、日銀が同日発表した金融経済月報(基本的見解)では「個人消費はやや伸び悩みつつも増加基調にある」としたりするなど、決定前には追加利上げを受け入れるムードがあった。このため、結果的に日銀が政府の圧力に屈したとの印象がもたれている。

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