日本メーカーへの風当たりが強まる恐れ
06年は再び50%台に上昇したが、特に米国向け輸出台数は1991年以来、15年ぶりに200万台を超え、輸出全体の約38%を占めた。米国向け輸出の過去最高は86年の343万4,162台で、数字自体は当時より低い。しかし現在、大型車に依存するゼネラル・モーターズ(GM)などビッグスリー は深刻な販売不振に直面している。日本車の存在感が高まることで、ビックスリーの弱体化がより鮮明になっており、日本メーカーへの風当たりが強まる恐れがある。
トヨタは「短期的に比率が上下しているのは確かだが、現地生産の台数は高いレベルを保っている」(広報部)と、平静を装う。それでも、今後も米国で新工場設置や既存工場の能力拡大を進め、摩擦回避を図る構えだ。