毎日新聞、取材の録音を第三者に渡した記者を解雇

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   毎日新聞社は2007年3月12日、国民新党糸川正晃衆院議員が国会質問を巡って脅迫された事件の取材で、同議員の話を録音したICレコーダーを第三者に渡した大平誠・元東京本社社会部記者(07年2月23日付で東京本社代表室付)を諭旨解雇とする処分を発表した。また、伊藤芳明執行役員東京本社編集局長と、取材記録提供時の社会部長だった河野俊史編集局次長を役職停止1ヶ月に、斉藤善也社会部長を同15日とする懲戒処分とし、当時の編集局長だった観堂義憲常務東京本社代表を役員報酬30%、朝比奈豊常務主筆・編集担当を同20%返上(ともに1ヶ月)の処分とした。

   3月13日付け毎日新聞紙面での経緯説明によると、糸川議員は東京・青山の土地取引について国会で質問後、再質問しないよう脅迫された。大平記者はこの脅迫事件について糸川議員から取材し、それを録音したICレコーダーを取材協力者だった画家で元暴力団組長の山本集氏に貸し出した。その結果、取材内容が「週刊金曜日」(06年12月22日号)に記事化され、また、メディア関係者のブログで公開されたという。

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