2024年 5月 5日 (日)

サイバー藤田が東証1部を狙うワケ 「マザーズ」残留は負け組?

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株価軟調のマザーズ市場が活性化する

   もともとマザーズは、高い成長性が見込める新興企業を上場の対象にし、上場後、5年~10年経てば次のステップとして1部か2部へ鞍替えさせようという青写真があった。マザーズ市場は現在、活気に欠けている。その活性化策を探った結果、

「成長した企業を1部か2部に鞍替えさせ、その空いた部分に新しい企業を上場させる。そういう新陳代謝を行うことで、株価軟調のマザーズ市場が活性化するのではないか、そんな意見が出たのです」

   と、東証の担当者は打ち明けた。

   つまり、懇談会での提案が実施されれば、マザーズに残るのは「負け組」とも捉えられかねない。だから藤田社長は、「負け組」というイメージダウンを避けるためにマザーズへのこだわりを捨てたのだ、と考えられる。

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