2024年 4月 20日 (土)

景況感、中小と大企業の格差で今後に不透明感

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日本銀行が2007年4月2日に発表した3月の企業短期経済観測調査(短観)について新聞各紙は、小企業の業況判断指数(DI)が低いことから、今後の景気動向に不安が残ると指摘するものが多い。
4月3日付の西日本新聞は「中小と大企業に“格差” 先行きに不透明感も」の見出しで、エコノミストの多くが「景気が回復基調にある」との見方をしながらも、IT関連の生産調整や中小企業の景況感の悪化などの不安材料を挙げて、「先行きには不透明感も漂っている」と見ていると報じた。輸出の恩恵が届きにくい中小企業・非製造業のDIはマイナス6で、06年12月から2ポイント下がっているが、大企業・製造業ではプラス23とでは、下げ幅は中小企業と同じとはいえ、その格差は大きいと指摘している。
4月3日のロイターは、大田弘子経済財政担当相の閣議後の発言として、「企業の設備投資など全体は弱くなっていない。景気の見方に変化はない」とのコメントを配信している。

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