金融市場は疑心暗鬼 長期金利「様子見」続く

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2007年8月21日の債券市場は長期金利の指標とされる新発10年もの国債利回りが1.56%と、先週から1.6%を割り込んだ水準のまま推移している。1.6%割れは5カ月ぶりの低水準だ。米国のサブプライム住宅ローン問題に端を発し、欧米を中心とした世界的な信用収縮への不安から、低リスクの国債が買われる傾向にあるためと見られる。東短リサーチの加藤出チーフエコノミストは「いまの金融市場はサブプライム問題で混乱しているが、これが収束していけば長期金利もじわじわと上がる。しかし、現状では株価は反発したものの、金利の動きはまだ『様子見』の状況といえ、しばらく続くだろう」とみている。
また、「米国経済が減速する可能性がある一方で、サブプライム問題の日本やアジア、インドへの影響はさほど深刻ではない」とする加藤氏は、「世界的にみれば、いまがちょうど分かれ目にいる。いずれにしても、米国のようすがはっきりしないので、マーケットが疑心暗鬼になっている」と付け加えた。

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