2024年 4月 29日 (月)

月刊誌「選択」が「新聞協会賞」受賞作を「スクープ」

分科会で内定した段階のものをどこかで手に入れた?

   「選択」の記事でも、わざわざ

「地方紙がスクープ受賞するのは珍しい」
と書いてある。

   写真・映像部門についても、「長崎市長銃撃事件」の写真は、受賞した毎日新聞以外にも、西日本新聞、読売新聞の計3社が応募していた。そんな状況でも、「選択」の記事では、

「毎日新聞長崎支局の記者が撮影した『長崎市長狙撃』の写真が選ばれた」

と、毎日新聞が受賞したことが明記されていた。

   日本新聞協会によると、同賞の審査は「(部門ごとの)分科会→選考委員会」という流れで行われ、理事会で正式決定される。今回の「選択」の「予言記事」が掲載された経緯について聞いてみると、

「『選択』の記事については把握していませんが、分科会で内定した段階のものを、『選択』側がどこかで手に入れたとしか思えませんね…」

との答えが返ってきた。

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