2019年 9月 18日 (水)

「政治報道に異議あり」 星野仙一テレビに噛みつく

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   安倍首相のいわゆる「KY辞任宣言」以後、次期総裁をめぐる報道が過熱している。そんな中、マスコミ報道に疑いを抱く人が次々と登場し始めた。野球の星野監督は安倍首相の辞意表明をめぐって「倒れた者になおのしかかって、パンチを浴びせ、ひねりワザまでかけるようなマスコミの報道の偏りに胸くそが悪くてたまらない」と激しく噛み付いた。さらに、「世論調査でも福田氏優勢」の報道に反発するテレビのコメンテーターも出てきた。

「民意、民意というけれど、今の日本の『民意』というのはメディア、特にテレビが作っているものじゃあないのか」

「テレビが一斉に拡大し強調して、そうして世の中が動いていく」

星野監督は自身のサイトで「マスコミの報道の偏りに胸くそが悪くてたまらない」と口撃
星野監督は自身のサイトで「マスコミの報道の偏りに胸くそが悪くてたまらない」と口撃

   野球日本代表監督の星野仙一さんは2007年9月14日、自身の公式ウェブサイト上で安倍首相辞任をめぐる報道について激しい批判を展開した。星野さんは、「テレビが繰り返して流すものによって無定見な大衆が誘動されるという今の時代」との見解を示した上で、閣僚の相次ぐスキャンダルを取り上げて「叩いて潰していくという最近の政界人事の繰り返し」から「安倍首相辞任劇」にいたる行程に失望感をあらわにし、次のように述べている。

「倒れた者になおのしかかって、パンチを浴びせ、ひねりワザまでかけるようなマスコミの報道の偏りに、世間の態度に、わたしもテレビに出ている人間だが胸くそが悪くてたまらない」
「正体がすぐに揺れ動く、すぐに風向きが変わる民意とやらを、テレビが一斉に拡大し強調して、そうして世の中が動いていくのだとすると、日本は『勝手主義』の時代になったとしかいうほかない」

   このように、安倍首相辞意表明から総裁選に至るマスコミ報道に疑問を呈しているのは、何も星野さんに限ったことではない。07年9月17日に放送された朝日放送の番組「ムーブ!」では評論家の宮崎哲弥さんが、朝日新聞・読売新聞の世論調査で自民党総裁候補の福田康夫氏の支持が同候補の麻生太郎氏の支持を大きく上回っていることについて、

「福田さん、この間までみんな人気がなくて誰も注目していなかった訳で、麻生さんの方が明らかに人気がある。テレビで福田さんが優位だということを、ずっとインフォメーションし始めるとこれだけ世論が動いてしまうってのはねちょっと空恐ろしい感じがします」
「6割近くの人が(福田氏を)支持するのかというと、私は1つは、どう考えてもテレビのアナウンス効果、要するにバンドワゴン効果、勝ち馬に乗りたいということですよね」

と指摘。マスコミのアナウンス効果に否定的な見方を示した。

   そのマスコミの世論調査では、「福田氏優勢」が報じられている。

   07年9月17日付朝日新聞では、次の首相に福田康夫元官房長官と麻生太郎幹事長のどちらがふさわしいかとの世論調査(9月15日午後~16日に実施)では福田氏が53%で麻生氏が21%。同日付読売新聞の世論調査(9月15,16日実施)でも、福田氏58%、麻生氏22%という結果が出た。さらに、9月18日付け産経新聞によれば、産経新聞社とFNNが合同で15日午後と16日に実施した世論調査でも、福田氏55.9%、麻生氏28.1%という結果が出ている。福田氏がダブルスコアの差をつけて麻生氏よりも優位に立っているという状況だ。

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