2024年 4月 16日 (火)

TBSさえも見限る?? 亀田大毅「ゴキブリ以上の醜態」

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「朝ズバッ!」も反亀田路線に転換

   さらに、誰でも編集が行えるネット上の百科事典「Wikipedia(ウィキペディア)」でも試合直後に「亀田大毅」の項目に「2007年10月11日、切腹を行い死亡した。亀田大毅は内藤大助との試合前、試合に敗れたら切腹を行うと予告していた。この騒動により、介錯を行った父が逮捕された」と付け加えられたほか、「内藤大助」の項目には「2007年10月11日 初防衛戦戦い、WBC世界フライ級14位の亀田大毅に快勝。初防衛。その後、亀田大毅は切腹し、間接的に1亀を抹殺するという国民栄誉賞級の快挙を成し遂げた」という1文が付け加わるなど、ネットユーザーの「反亀田」熱が過剰に盛り上がる瞬間もあった。ちなみに、内藤選手が所属している宮田ジムHP激励掲示板には、

「国民の期待に応えてくれて本当にありがとうございました!逃げるように帰っていく亀田親子を見て、サイコーに気持ちがよかったです」

といった激励のコメントが試合後から1,000件以上書き込まれている

   また、「亀田一家」への怒りの矛先は試合を放映したTBSにも向けられた。同社によれば試合終了後から翌12日の午前9時までに「実況・解説が亀田寄り」「試合前のVTR放送が長い」「切腹はどうなっているんだ」といった抗議などの問い合わせが約1,500件寄せられた。こんな視聴者からの「パンチ」が効いたのか、これまで「亀田一家」を熱烈に応援する放送を繰り返してきた「みのもんたの朝ズバッ!」同日の放送内容もこれまでとはトーンが異なっていた。

   番組には内藤選手のみならず、真弓夫人や息子も出演。「8時またぎ」コーナーで「『切腹!切腹!』と罵声の嵐が飛び交いましたよ!」とみの氏が読み上げれば、12Rの反則シーンをまとめたフリップまで作成して言及した。途中、みの氏がチャンピオンベルトを腰に巻いたり、内藤選手の息子にお菓子をプレゼントするなど、完全な「勝者内藤モード」。他局のワイドショーと比べれば「通常」の放送内容だが、同番組で「亀田色」が一掃されたのは意外だ。もしや亀田を見限ったのでは?と思わせられなくもないが、同社広報部はJ-CASTニュースに対し「スポーツ番組の編成については放映権の契約に関するもので広報部では把握していない」と述べている。

   06年8月に亀田父・史郎トレーナーとのテレビ番組で舌戦を繰り広げた漫画家・やくみつる氏は07年10月12日のニッカンスポーツに「亀田家は世間を敵に回し負けたうえで、判官びいきの客を呼び込もうという、新たな芸風に転換しようとしているのではないか(中略)ただ反則の横行を見ていると、相撲や他の格闘技行った方がいいと思う」とのコメントを寄せている。「朝ズバッ!」からさえも「亀田色」が一掃された今、「新たな芸風」が受け入れられる可能性は低い。

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