わずか0.03%超高級「プレミアムのり」が登場

入札段階でも1枚100円以上

   気になる認定基準だが、同漁協では

「これまでは、色が黒く、つやがある、いわば『見た目がいい』ものが高く評価されていたのですが、もっと味のウエイトを上げたいと考えています」

と、「味重視」の方針を打ち出している。

   この方針には、有明海特有の事情がある。のりの養殖には、網が常に水面に浮いている「浮き流し式」と、干潮時に網が水面上に露出する「支柱式」の2種類があり、瀬戸内海では前者、干満の差が大きい有明海では後者が主に利用されている。同漁協によると、「支柱式」では、干潮時の数時間は、のりが「日光浴」することになり、味は良くなるが色は落ちる面がある。「見た目重視」が現状の評価基準に、「味重視」で対抗したい構えのようだ。

   気になるお値段だが、同県では入札段階での1枚当たりの平均単価(06年度)は10.54円だったが、「1枚100円以上を期待したいですね」とのことだ。

   店頭に並ぶ時期だが、今年は生産スケジュールが遅れ気味だ。のりの生育には冷たい海が適しているが、10月に入っても水温が下がらないため、網への「種付け」が遅れている。佐賀県は10月25日、福岡県は10月27日の開始予定で、いずれも過去最も遅い開始だ。 「超高級のり」が収穫されて入札にかけられるのは12月初旬で、店頭に並ぶのは

「早ければ年末商戦に間に合うかも知れません」

としている。

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