主演映画「クローズド・ノート」舞台挨拶での不機嫌な態度が騒動に発展した「エリカ様」こと沢尻エリカさん(21)が、久々にテレビの画面に登場した。沢尻さんが「ERIKA」として新シングルをリリースするのにともなったもので、これまでの「エリカ節」から一転、曲のリリースに対して笑顔で「すごい楽しみ」とコメントするなど、ご機嫌な様子だった。演奏直後のシーンでは「バンドチーム名考えないと!」エリカ様が久しぶりにテレビで笑顔を見せた(フジテレビより)沢尻さんが登場したのは、2007年10月31日朝、フジテレビ系で放送された情報番組「めざましテレビ」。沢尻さんが「ERIKA」の名で11月28日に発売するセカンドシングル「DestinationNowhere」のプロモーションビデオ(PV)をテレビで初公開する、というものだ。騒動以後10月4日放送のテレビ朝日系の情報番組「スーパーモーニング」のインタビューで「あの日の、自分のあの行動ですべてを本当にぶち壊してしまった」などと謝罪して以来、メディアに「騒動後」の姿を見せてこなかった。10月26日には、美術関係のパーティーに出席したとされるが、報道陣はシャットアウトされたため、様子は伝わってきていなかった。「めざましテレビ」内での説明によると、収録が行われたのは、「およそ10日前」。「号泣インタビュー」放送の約2週間後に収録が行われたことになる。番組内のスタジオでのコメントでも、「本当に、最も最近の沢尻エリカさんの近況を伝える姿です」と強調されていた。ビデオは「旅をしながら、何かを探し求める」というコンセプトだといい、インタビューに対しては「自分の中でも思い入れの曲なので、すごい楽しみ」と意気込みを語っていた。演奏直後のシーンでは「バンドチーム名考えないと!」と、「仏頂面」とは打ってかわって、バンドのメンバーと積極的にコミュニケーションを取ろうとしているかのような一幕も見られた。「みんなに聞いて欲しい思い入れの曲です」また、9月のプライベートで米国の砂漠を訪れた経験も、ビデオには反映されているといい「砂漠に行ったときに自分が感じた気持ちが歌詞の中にも入ってるし、PVでも、その時の気持ちを表現したかった。やっぱりみんなに聞いて欲しいし。思い入れの曲です」などと終始笑顔でアピール。これまでの「エリカ様節」は、すっかり影を潜めた形だ。メイクも、「不機嫌挨拶」の時に比べればかなり薄めのように見える。なお、この「DestinationNowhere」はテレビ朝日系のドラマ「モップガール」の主題歌としても採用されているからなのか、発売前にもかかわらず、アマゾンのコメント欄にはコメントがいくつも寄せられている。「大好きな1曲」「心に響きます」などと好意的なものばかりで、評価の欄も、5つ星の満点ばかりだ。この欄を見る限りでは、期待感は相当高まっているように見える。一時期は「長期休養」もささやかれた沢尻さんだが、新曲で復活を果たせるか注目される。
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