金融庁は2008年5月のゴールデンウイーク明けにも、新銀行東京の金融検査に着手する。新銀行東京には4月25日に通知した。開業して3年が経つ同行に立ち入り検査が入るのは初めて。検査では、内部管理態勢や貸出資産の状況(資産査定)に重点を置く。金融庁は「金融検査マニュアルに則って、法令順守態勢を中心にみていく」としている。
金融庁が資産査定を厳しく行うことで、新銀行東京の不良債権が膨らむ可能性があるほか、都議会などで取沙汰された情実融資が発覚すれば、業務改善命令などを発することになる。
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