2024年 5月 1日 (水)

最低10万、ブランドは100万以上 スポーツ仕様「自転車」がブーム

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

本体100万円、さらに30万円の変速機を予約

   ロードバイクを所有する都内の公認会計士の男性(56)は、週に3、4回通勤に使っている。走行距離は往復で15キロだ。さらに、年に3~5回、ツーリングの大会に出ている。ハワイで開催される「ホノルルセンチュリーライド」で160キロを完走したほか、08年11月8、9日には沖縄を1周する「ツール・ド・おきなわ2008」に参加した。

   男性がサイクリングを始めたのは49歳の時で、メタボに悩んでいたことがきっかけになった。最初はママチャリだったが、マウンテンバイク→クロスバイク→ロードバイクとランクアップした。現在、愛用しているのは、アメリカ製「トレック」のロードバイクで、価格はなんと100万円。部品にも凝っていて、近々発売される30万円のギア(変速機)を予約したという。男性は、そこまでかける理由について、

「50歳になってから、脚力をつけたり、スキルアップするのは体力的に厳しい。そこで、自転車雑誌を読んでメカニックの勉強をし、『理論武装』しようと思いました。ホイールを軽いものにするだけでも、速くなるんですよ。始めは安いバイクを改造していたのですが、そのうち本体も良いものが欲しいと思うようになりました。ブランド好きで、ミーハーなんです」

と明かす。

「以前、乗鞍岳(長野)で開かれた大会に参加した時に、50歳以上の部門で私のように完全武装したロードバイクがずらりと並んでいました。若い頃は手に入れられなかった憧れのバイクを、中高年になって収入が上がり、念願叶って買ったという人も多いのではないでしょうか」
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