2019年 10月 16日 (水)

本当に「年金連続テロ」なのか 義憤だとすると不審点多い

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犯人は出入り業者か官僚関係者??

   テレビ朝日系「スーパーモーニング」では08年11月19日、ジャーナリストの鳥越俊太郎さんが、「年金が動機でなくて、厚生省にかかわる何かで、在職した人か、出入りしていた人の個人的恨みの可能性もある」として、年金テロには絞れないとの見方を示した。また、共同通信の同日付記事によると、ジャーナリストの大谷昭宏さんは、「義賊を装い、世間に向けて自己アピールを狙った、ゆがんだヒロイズムがうかがえる」とコメントしている。

   犯罪精神医学の小田晋帝塚山学院大学教授は、J-CASTニュースの取材に対し、やはり年金義憤説に否定的な見方を示した。

「僕は、内部事情に通じた者の犯行ではないかと思っています。ネット上で2人の住所が公開されていなかったとすると、そうでなければ住所を知り得ないからです。退官されてからかなり時間が経っていることもありますね」

   そして、小田教授は、犯人は出入り業者か官僚関係者の可能性があると指摘する。

「厚労省は、医療・福祉で国民に負担を強いる一方、業者の利益は大事にする傾向があるんです。定年後の天下り先を見つけるためでもあり、2人ともよい再就職先を見つけていますね。しかし、利害が絡むだけに、逆に恨まれる可能性も高いんですよ。そういう先に、今回の事件が起きているのだと思います」

   さらに、個人的な憎悪が強いとみる。

「これほど残酷な殺し方ですし、無関係な家族まで殺しています。犯行声明もまだありません。内部で人事上不利な扱いを受けたケースとかも考えられますね。若い男が犯人なら、父親がそういう扱いを受けて、息子が復讐したのかもしれない」

   なお、犯行声明が見られないことから、組織犯の可能性は低いという。宅配便を装うなどの手口の共通性から、単独犯か、実行犯を車などでピックアップした共犯がいるとみている。

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