UBS証券の3兆円誤発注 東証「処分の可能性も」

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   東京証券取引所は、UBS証券が誤発注したカプコンの第5回新株予約権付社債(転換社債=CB)3兆円分の売買成立を2009年2月25日に取り消したことに伴い、今後UBS証券の売買システムなど誤発注の未然防止体勢を調査し、その結果によっては同証券に対して、「何らかの処分を検討する可能性がある」ことを示唆した。また、東証のシステムには「何ら問題はなかった」という。

   この問題は、UBS証券が同日午前、立会外取引(ToSTNeT)でカプコンCB3兆円を誤発注した。カプコンCBの残存残高は約150億円だった。取引は、ひとつの証券会社が同じ銘柄を同じ値段と数量で売買注文を同時に出すクロス取引のため、株式やCB市場全体への価格形成への影響など、実害はなかった。しかし、東証は「誤発注については、未然防止体勢などを調査する必要がある」とし、何らかの処分を課すことにも含みをもたせた。

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