2024年 5月 2日 (木)

揺れる「エコ助成金」 方法変えて継続の方向

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薄型や大型テレビの出荷台数は約50%増

   エコポイントやエコカー補助金は、麻生内閣による緊急経済対策の一環として09年4月に始まった。予算は、09年度の補正予算に組み入れ、総務省、経産省、環境省の合計で3000億円を割いた。

   エコ商品への買い替えを促すことで景気を刺激する狙いだが、制度導入後に自動車や白物家電の販売実績が伸びていることから、ほぼ狙いどおりに推移している。

   電子情報技術産業協会によると、7~8月の薄型テレビや大型テレビの出荷台数は、前年に比べると約50%増と好調だった。例年8月は売れ行きが落ちるのだが、今年は「エコポイント効果」で異例の伸びを記録した。

   最大25万円の「エコカー補助金」の後押しで、トヨタの新型プリウスは5~9月の国内新車販売でトップを走る。注文が殺到し、10月7日以降の注文分は2010年5月下旬以降の納車になる。もちろん、補助金の対象期限には間に合わない。

   「生産ラインの増強などで対応していますが、注文も増えており、出荷が少し遅れぎみです」(トヨタ広報部)と、人気は衰えない。

   補助金制度が期限延長となれば、いま注文した人も恩恵に与れるので消費者にとってはありがたい話だ。

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