2019年 9月 21日 (土)

不景気で節約志向ここにも  「食べ残し持ち帰り」が主婦に人気

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千葉県は12月1日から持ち帰りを推進運動

   お客のマナー違反が増えるのは問題だが、食べ残しを持ち帰ってもらえば店にとっては廃棄コストが減るという大きなメリットがある。

   全店舗で食べ残しを持ち帰れるのは、リンガーハットが運営する「長崎ちゃんぽん リンガーハット」と「とんかつ浜勝」だ。店員に頼むと、テイクアウト用の容器に入れてもらえる。同社CSR推進室の担当者は、持ち帰りを実施したことで廃棄コストがだいぶ減った、と効果を強調する。持ち帰りを導入する前は1人あたりの食べ残しが30gだったが、実施後は25gになった。

   料理が余りがちなバイキング形式のレストランにも広がっている。横浜国際ホテル、新横浜国際ホテル、立川グランドホテルは、12月からバイキング式の宴会で食べきれなかった料理を持ち帰れるようにした。群馬県内のイタリアンバイキングレストラン「パルティーレ」5店舗でも始めたところ、ゴミの削減に成功した。

   持ち帰りを推進している自治体もある。

   千葉県は12月1日から、食べ残しの持ち帰りを進めるプロジェクト「ちば食べエコ」を行っている。リンガーハットをはじめ、飲食チェーン18社が協力している。2010年1月29日までの2カ月限定だが、県環境生活部資源循環推進課の担当者は「これで終わりということではなくて、何らかの形で継続していきたい」という。長野県や福井県でも持ち帰りの普及を進めている。

   県をあげて取り組んでいるのは、「食品ロス」という深刻な問題があるからだ。外食や家庭で捨てられた食品廃棄量は年間800万トンで、このうち食べられるのに捨てられた「食品ロス」は300~500万トンにもなる。一方、日本の食糧自給率は41%と低く、多くを輸入に頼っている。海外からどんどん輸入しながら、大量に捨てるという大きな矛盾が生じている。

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