2024年 5月 6日 (月)

NHK大河ドラマで大盛り上がり 龍馬関連商品やイベント続々

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高知県では「土佐・龍馬博」を1年間実施

   番組放送にあわせて、龍馬の生まれ故郷の高知県は2010年1月16日、大型イベント「土佐・龍馬であい博」を開催した。一年間かけて、高知県全域にある龍馬関連の名所をPRしていく。特設ホームページでは「土佐志士めぐりマップ」などが用意されている。

   県内には、JR高知駅に設置されるメイン会場を含む4箇所のパビリオンを設ける。東部に「安芸・岩崎弥太郎こころざし社中」を、西部には「土佐清水・ジョン万次郎くろしお社中」を、北部には「ゆすはら・維新の同社中」がある。岩崎弥太郎もジョン万次郎も高知県に縁がある人物だ。パビリオン内では大河ドラマに関連した展示や体験コーナーなどがある。

   イベントの推進協議会事務局の担当者は「龍馬の関連史跡や高知の料理を楽しんで欲しい」とPRする。また、大河放送と連動する形で、2009年末頃から県内の関連施設は入場者が増えているといい、「一番の見所は龍馬像がある桂浜。すぐそばには坂本龍馬記念館があります。直筆の手紙や所持していたピストルの模型が飾られていますよ」。

   日本銀行高知支店は、大河ドラマ「龍馬伝」放映による高知県への経済効果は234億円と試算している。観光客の消費額も74億円増加することが見込まれている。

   ところで、坂本龍馬の魅力は何だろうか――。前出の担当者はこう話す。

「広く世界を見渡し、自分の意志をもって突き進める、先を見渡せていける人柄には惹かれるものがあると思います。それでいて、人の意見にも耳を貸し、温かみがあった。また何より、日本の将来に向かって大胆かつ繊細に突き進めた。今の時代に生まれていれば、この閉塞感を突き破ってくれそうですね」
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