桃屋の「食べられるラー油」 爆発的人気で品薄状態続く

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   桃屋が売り出した「ラー油」が異様なほど売れている。あまり辛くなく、調理経験のない人でも色々な用途に使えるのがうけ、全国で品薄状態になるほどだ。ネットでも「桃ラー」と呼び、様々なレシピが考案されるなど大きな話題になっている。

   2009年8月、「ごはんですよ!」のCMで知られる桃屋が少し変わったラー油を売り出した。「辛そうで辛くない少し辛いラー油」(オープン価格・参考価格400円)というもので、「食べられるラー油」をコンセプトにしている。

CM放送後、一気にシェア60%

桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」。どんな料理にも合うという。
桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」。どんな料理にも合うという。

   通常ラー油というと、餃子専用といったイメージすらある。ただ、この「少し辛いラー油」は、フライドオニオンとフライドガーリックが大量に入っている。サクサクとした食感で、食べても美味しいのが特徴だ。

   餃子やラーメンの味付けといった従来の使い方だけでなく、冷奴や和え物、サラダなどにのせたり、そのままご飯にのせたりといった具合に、幅広い用途に使えるとPRしている。

   不況による節約志向から、「家メシ」「家飲み」といった内食が増えていることを背景に、桃屋では、調理経験の余りない人を対象にした何にでも使える汎用性の高い調味料を検討していた。その結果開発されたのが「少し辛いラー油」だという。

   発売後、少しずつ売上を伸ばしていったが、秋にロックバンド「怒髪天」の増子直純さんを起用したCMをテレビで流したところ、急上昇。日経POSデータで、放送前に十数%だったラー油分野でのシェアが数週間で60%近くまでになった。そのため、全国で品薄状態となってしまい、CM放送を一旦自粛したという。

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