2018年 7月 22日 (日)

ポーランドの「乱交ゲーム」 「日本の成人漫画が起源」の報道

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   ポーランドの中学生によると報じられた「乱交ゲーム」は、日本の成人漫画が起源になっていた――。一部の海外メディアがこう報じたことに対し、根拠がないなどとして、日本の漫画ファンらから異論が相次いでいる。

   この「乱交ゲーム」については、2010年5月下旬に一部の英語メディアで報じられた。

「中学生5人妊娠」と一部英語メディア

ゲームを報じた海外メディア
ゲームを報じた海外メディア

   それによると、ポーランド北部のある中学校で、「太陽」あるいは「星」と呼ばれるゲームが行われた。女子生徒たちは、頭が中心部に来るよう円形になって横たわり、目を閉じたところに、男子生徒たちが交互に肉体関係を持つ。そして、最後まで耐えられた男子生徒が勝者になるというものだ。

   ゲームの結果、女子生徒5人が妊娠し、うち2人が子どもを産んだ。ポーランドの検察は、これを調べているが、親や教師が非協力的であることに不満を漏らしているという。また、学校では、性について語る人はおらず、そんなゲームが危険であることを生徒に伝えるような人もいなかったと報じている。

   この内容が6月に入って、日本の一部メディアでも紹介されると、ネット上では、これが中学生の性なのかと驚きの声が上がった。そして、台湾のメディアによって、日本の成人漫画が起源になっているなどと報じられたことが分かると、さらに波紋が広がった。

   06年に発売された成人漫画で、台湾メディアの記事では、単行本の中扉に描かれたイラストが掲げられている。

ゲーム自体もうわさのレベル?

   これを見ると、確かにポーランドのゲーム内容とそっくりだ。

   しかし、台湾メディアの記事には、ポーランドの中学生が日本の成人漫画をまねた証拠は挙げられていないようだ。2ちゃんねるでは、海外で成人漫画まで知られていたことに驚く声が上がるとともに、「何故か日本が悪いことにされる」「日本のエロ漫画を過大評価し過ぎだろ」と不満も相次いでいる。

   そもそも、ポーランドで本当に「乱交ゲーム」があったのかも疑問のようだ。

   ゲームに参加したとされた女子生徒が、同国のメディアで事実無根を訴えていると、ニュースサイト「GIGAZINE」が2010年6月1日付記事で紹介している。

   それによると、同国の警察が調べた結果、中学校で5人が妊娠した事実はあるものの、交際相手は決まっていたというのだ。乱交ゲームはうわさレベルの話で、疑いをかけられた女子生徒の両親は、うわさを流した人たちを警察に訴えているそうだ。

   うわさだとしたら、どうして広まったのかは不明だが、同じ中学校で生徒の妊娠が続出する異常事態だけに、憶測を呼んでしまったのかもしれない。

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