2024年 4月 23日 (火)

自殺した山本真純アナ 「産後うつ」だった 

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「わけもなく泣きたくなって、死にたくなって」

   ハリウッド女優、グウィネス・パルトローさんも、産後うつを患っていた。自身のサイト「Goop.com」のニュースレターで告白した、と映画情報サイト「シネマカフェ」が10年7月23日に報じた。

   「産後うつ」にかかる女性は少なくない。ポータルサイト「goo」の「gooベビー」が子どものいる100人の女性に行ったアンケートで、「産後からいままで気分が落ち込んだり、プチうつかな? と思ったことはある?」と質問したところ、16%が「よくある」、52%が「ときどきある」と答え、およそ7割がうつ状態を経験している、という結果が出た。

   産後うつにかかると、不安感があったり、涙もろくなったり、不眠、イライラ、頭痛といった様々な症状が現れる。一般的なうつ病のように、几帳面でまじめな女性がかかりやすいといわれる。出産を喜べない環境や状況にあったり、夫から支援が得られないといった場でも、なりやすいそうだ。山本アナの場合も、夫が海外で活躍するダイビングのインストラクターで、ほとんど離れて暮らしていた。出産後は山本アナの両親と都内で同居していたが、子育てへの不安感が山本アナに重くのしかかっていたとも見られる。

   産後うつの女性と家族をサポートするコミュニティ「ママブルーネットワーク」もある。このサイトには、「私は確かに、変でした。地に足がついていない、フワフワした感じ。わけもなく泣きたくなって、死にたくなって」「楽しいはずの母子の触れ合いである授乳がこんなに苦痛でいいのかな? やっぱり私は産むべきじゃなかったんだ・・と自分を責めるようになった」などと書き込まれている。

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