高圧洗浄で測定値10分の1に 南相馬で除染体験

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   福島県南相馬市で7月30日、教育関係者に効果的な除染を体験、習得してもらう催しが開かれた。東京大アイソトープ総合センター長の児玉龍彦教授の助言や指導を受け、作業は原町区の石神第二幼稚園で行われた。

   内部被曝防止のためマスクにゴム手袋をした約50人が高圧洗浄機などを用いて実際に除染を行った。作業前は毎時10.5マイクロシーベルトを記録していた屋上の排水口は、ごみを取り除くと5.5マイクロシーベルト、水で流すと2.3マイクロシーベルト、さらに高圧洗浄機で洗うと1.1マイクロシーベルトまで放射線量の測定値が下がった。

   南相馬市は8月、9月を「除染強化月間」とし、放射性物質除染マニュアルや対応策ロードマップなどを作成して公共施設や民間施設の除染に取り組む。この日の参加者は今後、小中学校や幼稚園など市内計45施設で行う除染の現場に立ち会い助言にあたる。

   児玉教授は「今回の除染作業はあくまでも緊急的な対応。今後、放射性物質の処分も含めた継続的な除染には国などの支援が不可欠」と話した。

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