2024年 4月 28日 (日)

橋下市長ツイッター・ウォッチ 
「教授」の組織論は課長用 「(市長の)僕に当てはめないでくれ」

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「組合もしっかりと仕事はしてくれているけどね」

   これに対し橋下市長は、先のツイートに続けて、

「大阪市役所という組織は民間企業ではあり得ないほどの大組織であり、しかもやっていることが何十種類の大企業の集まりのようなもの。そして何と言っても、従業員である組織の組合が、僕をトップに就かせないために血眼になって政治闘争を繰り広げた組織。従業員が社長を落とそうとする民間企業などない」
「そんな組織のトップは、太田教授が考えるマネジメント手法なんかでマネジメントはできません。典型的な現実不認識の机上の論。役所の課長に対して講義する論理がそのまま大阪市長に通用するわけがない。役所の組合と血みどろの政治決戦を踏まえた大阪市長と言うポジションは特殊です」

   組織論の専門家である太田教授に対し、大阪市長の「特殊性」を訴え反論した形だ。

   市幹部らへの調査では、職員労働組合の活動実態も浮き彫りにしようとしている。橋下市長と労組との対立構図に注目が集まる中、今回のツイッターでは、労組員への一定の評価にも触れつつ、太田教授コメントの話題をこう締めくくった。

「そうは言っても、組合もしっかりと仕事はしてくれているけどね。ここも太田教授じゃ分からん世界だね。お互いに血みどろの闘いはしたけれど、公の仕事をする立場として仕事はきちんとやる。もちろんいい加減な職員もいますが。太田教授のマネジメント論は、課長用。それを僕に当てはめないでくれ」
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