1月の経常収支、4373億円の赤字 過去最大

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   財務省が2012年3月8日に発表した1月の国際収支状況(速報)によると、モノやサービス、配当、利子など海外との総合的な取引状況を示す経常収支が4373億円の赤字となった。単月での経常赤字は2009年1月以来、3年ぶり。赤字幅は比較可能な1985年以降で最大となった。

   貿易収支は前年同月に比べて9822億円減少し、1兆3816億円の赤字となった。輸出額は8.5%減の4兆3536億円。欧州の債務危機や円高の影響で輸出にブレーキがかかった。一方、輸入額は11.2%増の5兆7352億円。原子力発電所の停止の影響で、液化天然ガス(LNG)など燃料輸入が増えたほか、原油価格の高騰も輸入額が増えた原因となった。

   旅行や輸送などのサービス収支は、東日本大震災後の訪日外国人数の落ち込みが続いており、930億円の赤字。

   企業が海外投資から受け取る利子や配当などを示す所得収支は、3.6%増の1兆1326億円の黒字だった。海外直接投資などから得る配当金収入などが伸びた。

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