母の日に合わせて、化粧品会社が「謝りたいこと」を募った結果、グランプリなどが決まった。ネットでは、2ちゃんねらーも、独自に作っていたようだ。「授業参観に来ないで!と、言ってごめんなさい」ドクターシーラボが2012年4月19~30日にネット上で募った「お母さんに"謝りたいこと"」で、グランプリに選ばれた作品だ。授業参観テーマ作がグランプリにねらーも競作5月13日の母の日は、感謝を伝える日とされるが、ドクターシーラボでは、まず謝りたい人もいるはずだと考えて、作品を募集した。その結果が8日に発表され、グランプリに選ばれたsariさんは、授業参観をテーマにしていた。顔が母親とそっくりなのがイヤで、授業参観に来ないよう言っていたことをsariさんは謝った。今では、母親のような白くてキメ細かい肌が好きだとして、ゴールデンウィークには帰省するからね、と呼びかけている。準グランプリの作品では、「子供のころ、『もっと綺麗なお母さんがいい』って平気で言ってしまってごめんなさい」と謝っている。この投稿をしたプルメリアさんは、「結婚した今、お母さんの凄さがわかります」と明かした。準々グランプリには、学生時代のお弁当にまつわる話が選ばれている。投稿テーマは、「若かりし頃のゴメンナサイ」、「ワガママで甘えてばかりでゴメンナサイ」、「なかなか会いに行けなくてゴメンナサイ」の順で多かった。この話題は、2ちゃんねるのスレッドでも取り上げられ、ねらーも、作品を次々に書き込んでいる。ねらーは、「生まれてきたこと」その書き込みでは、うだつの上がらない自分自身について謝るものが多いようだ。謝りたいことの一番人気は、「生まれてきたこと」。まるで作家の太宰治をネタにしたように、次々に挙げられている。続いて、「ニート卒業できなくてごめんなさい」「30過ぎても就職が出来なくてごめんなさい」と、職を持たないことを謝る書き込みも多い。中には、「50近いのに仕事もしないで引きこもってゴメン。。。」。同様に人気なのが、独身を謝るものだ。「お嫁さんもらえなくてごめんなさい」「親戚の中でうちだけ孫の顔見せられなくてごめんなさい」「家系止めちゃってスマン一族繁栄しなくてスマン」などと続く。もっとも、「緑内障治してあげられなくてごめんなさい」「弁当みんなの前であけるの恥ずかしくて捨ててましたごめんなさい」「数年に一度しか電話しないでスマンコ」などと、謝りたいことも投稿同様に様々だった。
記事に戻る