2018年 12月 11日 (火)

就職先「公務員になりたい」が5割超す 本当に「楽で一生安泰」なのか

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   就職活動に臨む学生にとって厳しい環境が続くなか、就活生の安定志向が顕著になってきたようだ。就職先として公務員が人気を集めているという。

   しかし近年は、公務員の採用人数減少や給与削減の話が進んでおり、自治体の中には財政破たん状態にあるところも出てきた。果たして一生安泰な職業と言えるのか。

リーマンショック後「公務員コース」受講生が増

過去の就職難でも公務員人気が高まった(写真はイメージ)
過去の就職難でも公務員人気が高まった(写真はイメージ)

   人材サービスを手がけるレジェンダ・コーポレーションが2012年5月22日に発表した、大学・大学院生の就職活動動向調査には興味深いデータが見られた。回答した721人のうち、「公務員になりたいと思ったことがある」と答えた割合が、半数を超える51.9%に上ったのだ。理由として最も多かったのは「長く勤められる」で42.5%、「リストラされない」が37.7%でこれに続く。

   学生本人が希望しているだけでなく、約7割が「周囲から公務員を就職先として勧められた」と回答。その相手は「両親」という人が72.5%と突出している。民間企業は近年、業界大手でも業績不振に苦しむところが少なくない。グローバル化の波が押し寄せて外国人採用を増やす企業が増えつつある。就職するのもひと苦労だが、入社後も早出やサービス残業が当たり前、社内外の競争も激しく先行き不安というところが少なくない。就活生やその親が、公務員なら競争が少なく勤務時間も比較的はっきりしており、将来も安心と考えても不思議ではないだろう。

   実際に、公務員を目指す若者は増加傾向にあるようだ。各種資格の専門学校・講座を運営する大原学園に取材すると、2008年秋に起きたいわゆる「リーマンショック」の後、公務員コースで学ぶ生徒が増えたと話す。大学在学中にいわゆる「ダブルスクール」として受講する学生だけでなく、高校を卒業後、あるいは大学を中退した後に大原学園に入学して公務員試験を目指す若者もいる。18歳人口が「右肩下がり」で減り続けるのとは対照的に、同校の入学者数はアップしているが、とりわけ公務員を希望する受講生は多いようだ。

   人材コンサルタントの常見陽平氏は、複数の大学のキャリアセンターと接触したうえで、就活生の間で公務員人気の高まりを「明確に実感しています」と話す。特に地方公務員が注目を浴びているそうだ。レジェンダの調査でも、公務員の中で希望する職種のトップは「市役所・区役所職員」だった。東日本大震災を境に、大企業でも「絶対安心」と思えなくなった就活生が、さらなる安全性を求めて公務員を目指す傾向が強くなったという。

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