大阪市が毎年6月に民主、自民、公明各党の地元国会議員に行っている国家予算要望の説明会をめぐり、橋下徹大阪市長が2012年6月15日朝、自民党への不満をぶちまけた。この説明会をめぐっては、自民党市議団が「政策が一致しない」などとして橋下市長の出席を拒否。これに対して橋下市長は、「子どもの使いじゃあるまいし、そりゃ行かないですよ。『来るな』って言われた以上はね。それが自民党の態度だと僕は思ってますよ。行政的に、色々国会議員と大阪市役所という立場で意見交換しないといけないわけで、選挙は選挙(で別問題)なんですね」「自民党さんが『来るな』というのであれば、僕は二度と行きませんからね」とし、自民党に対する説明会だけ中止される可能性も出てきた。その上で、橋下市長は、対決姿勢を強める自民党市議団を、「議会で論戦はするけれども、存在自体を否定するようなモノ言いはしない。『考え方が合わないから来るな』というのは、何を勘違いしているのか。自民党の市議団の考えは分かりませんね」などと批判。記者から、「会場の経費が全部(大阪)市持ちだそうで…」と聞かれると、「えっ!ほんとに?」「そんな勝手に自民党の市議団に税金使われたらダメなんでねー。考えます」と、目を丸くしていた。
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