2018年 7月 19日 (木)

橋下大阪市長ウォッチ
記者が文楽見ないから「文楽と市民の感覚が乖離する」

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   大阪市の橋下徹市長は2012年7月26日、国立文楽劇場(大阪市中央区)で人間国宝の竹本源大夫さんらが出演する「曽根崎心中」を鑑賞した。橋下市長は、鑑賞直後に「ラストシーンでグッと来るものがなかった」と辛口の評価を口にし、27日朝には、ツイッターでも持論を披露。

「守るべき伝統芸能であることは理解しています。しかし、守るだけでいいのか、公演ものであれば振興の観点も必要ではないのか。振興の観点からすると今の文楽の問題は何なのか?これまではこの辺りの議論がきっちりと行われていなかった」
「もともと芸能は大衆娯楽だ。大衆に受け入れられるかどうかが一番のポイント。大衆に理解してもらうのではない。大衆に受け入れられる文楽にしなければならない。その場合に、大衆の素朴な感想に耳を傾けるかどうか。大衆の素朴な感想に対し、それは文楽を分かっていないと一蹴した瞬間に芸能は死す」

と、観客の感想に耳を傾けて集客に力を入れるように求めた。同日朝の囲み取材では、

「演者の人に素朴な観劇者の感想を伝えることが非常に重要で、メディアが行政をチェックするのと同様に、『良かったら良かった』とか『この点はもう少し変えた方がいい』とかいう声をあげないから、なかなか文楽の世界と、普通の市民の皆さんの感覚とが乖離してしまっているんじゃないですかね」

と、記者も文楽を鑑賞して感想を述べるべきだとの考えを披露した。

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