2024年 4月 30日 (火)

「『愛国』の名の下の罵詈雑言」がはびこる背景 毎日新聞特集記事は正しいのか

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「コメントは控えさせていただきます」

   毎日の特集記事に対しては、ツイッターでは、共感の声も上がっている。

「これはオレも思うわ。他国を蔑むことでしか確認できない愛国って何って感じ」「同感。こういう物言いの風潮はおかしいし危険だと思う」…

   とはいえ、記事写真に使われた2ちゃんでは、スレッドが次々に立ち、毎日への「罵詈雑言」を含めて、ほとんどが強い反発の声に埋め尽くされている。

   まとめると、マスコミも自分たちと違う考えを認めようとしないではないか、ネットの罵詈雑言を気にするようになって心に余裕がなくなったのは自分たちではないか、ネットユーザーはおかしいことをおかしいと言っているだけだ、といった意見が主なものだ。

   これに対し、毎日記事でコメントした與那覇潤准教授は、ツイッターで「早速記事の正しさを自己証明してくださる方々が出てきた」とつぶやいた。ねらーらの「罵詈雑言」に、「喜ぶべきか、哀しむべきか…」と漏らしている。

   毎日新聞側は、どう考えるのか。社長室広報担当に取材すると、次のような回答だけだった。

「ご意見・ご感想は毎日jp上だけでなく、夕刊紙面上でも求めており、貴重なご意見・ご感想がいつもと同じように寄せられています。ただし具体的な内容についてのコメントは控えさせていただきます」
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