2024年 4月 24日 (水)

「猫を殺せば野鳥救える」に猫好き「発狂」 「殺すな」「ふざけんな!」怒り爆発

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希少な鳥たちを絶滅させる大きな原因の1つとなっている

   論文はアメリカの話だが、実は国内でもペットとして飼われていた猫が棄てられ、野生化・繁殖した野良猫、通称「野猫」の被害が深刻化している。沖縄の天然記念物・ヤンバルクイナは猫やマングースによって絶滅の危機に瀕していることはよく知られる。

   また、小笠原諸島では、カツオドリやオナガミズナギドリ、そしてアカガシラカラスバトといった固有の希少な海鳥が、外来の野猫によって捕食される被害が相次いでいる。母島南崎の海鳥繁殖地は猫によって消滅寸前だったという。

   もともと猫の住んでいなかった環境では野猫は「侵略的外来種」になってしまい、「希少な鳥たちを絶滅させる大きな原因の1つとなっている」わけだ。

   こうした現状に、環境省、林野庁、東京都とNPOなどは一丸となって対策を進めている。ただし、殺処分には動物愛護団体の反対もあり、捕獲して東京の動物病院に届けて、ペットとして暮らせるよう手配しているそうだ。

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