2019年 8月 25日 (日)

食べログ「まずい」クチコミに店激怒 「客減った!弁償しろ」裁判はどうなる

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   ウチのレストランが「まずい」と、レビューサイトに書き込まれてしまった! 悪評は客足にも響きかねないだけに、なんとかして削除できないか――そう考えるのはおかしくないと思えるが、実際には難しいというのが現状のようだ。

   2013年5月8日、ユーザー投稿型の飲食店情報サイト「食べログ」に書き込まれたクチコミで「客が激減した」として、札幌市内の男性が運営会社を札幌地裁に提訴した。

「料理が出るのが遅い」「おいしくない」に憤慨

   「食べログ」はカカクコム(東京・渋谷区)が運営する、飲食店について住所やメニューなど情報、また実際に訪れた人の感想などを掲載するウェブサイトだ。利用者数(ユニークユーザー数)は月間4000万人を越え、今や「お店に行く前に、食べログなどクチコミサイトを見るのは当たり前」というほどに普及している。

   上記の男性は2012年2月、自ら食べログに経営する飲食店の情報を掲載した。ところがそこに「料理が出てくるのが遅い」「おいしくない」といった批判的なクチコミを書き込まれてしまった。直後に店を訪れる客は激減、男性は食べログが原因と考え、店情報そのものを含めて投稿を削除するようカカクコムに求めたが、同社が拒否したため、今回の訴訟に至った。男性は店舗情報の削除、および損害賠償220万円の支払いを求めている。

   食べログの投稿をめぐる問題では、2010年に佐賀市の飲食店が、メニューや店の外装などを変えたのにもかかわらず食べログ上に以前の写真が残っているとして、削除を求める訴訟を起こしたことがある。この件は翌年、情報の削除と訴訟の取り下げで決着した。このほか2012年には店側が「やらせ書き込み」を行った疑いがあるとして、消費者庁が調査に乗り出した(処分自体は見送り)。

   今回の訴訟はネット上でも議論になり、「本当においしかったら、そのレビューが目立たなくなるほど称賛のレビューが載るんじゃないの?」といった店側への揶揄や、「明らかに事実と異なること書かれたならともかく遅いとか美味しくないなんて主観だろ そんなものの真偽なんて確かめようがないしそれがダメならレビューサイト全滅じゃん」と疑問を呈する声が出ている。

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