2024年 5月 4日 (土)

慰安婦発言で「維新」内部に温度差 橋下氏、「風俗活用」でも持論

石原氏は援護発言

   一方、維新の会の石原慎太郎共同代表は、橋下氏の発言に問題がないかどうかを問われ、

「軍と売春はつきもので、歴史の原理みたいなもの」
「『問題ない』って言うかね、そりゃ、やっぱりものの言い回しというかタイミングみたいな問題もあるしね、あなた方のとらえ方も問題がある訳だ。あんまりこの問題、被虐的に考えない方がいい」

と橋下氏を擁護しつつメディアを批判。

   松井一郎幹事長(大阪府知事)も

「そういう(慰安婦の)問題を建前でなく、本音で解決するために言ったと思う」

と橋下氏擁護に回った。

   これに対し、小沢鋭仁国対委員長は、

「橋下代表が個人的な発言をされたのだと思っている」
「このまま、もしこういう話が続くような話になると、きちんと真意を確認して、どこかでストップさせる。こういう話が必要だと思う」

と事態の沈静化に優先順位を置いているようだ。

   そんな中でも橋下氏はツイートを活発に続けており、風俗業は合法的に行われているとした上で、

「今の日本の現状からすれば、貧困からそこで働かざるを得ないと言う女性はほぼ皆無。皆自由意思だ。だから積極活用すれば良い」

と、改めて米軍が風俗業を活用すべきだとの考えを示した。

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