山本一郎氏や「ファクタ」が早くから問題を指摘していた
3つ目が、顧客に財産上の利益を提供していたことだ。アブラハム社は顧客から「過去実績から想定された投資実績に遠く及ばない」といった理由で助言報酬の免除を要求され、2年分の報酬約940万円を全額免除した。勧告では、この行為も違法だと指摘している。
1つ目と2つ目については、ブロガーの山本一郎氏が13年2月の段階で大筋では指摘していたし、1つ目については、経済誌「ファクタ」も13年4月号で「『いつかはゆかし』の化けの皮」と題する記事で指摘していた。