2024年 4月 26日 (金)

韓国国会は「議論」より「乱闘」が大好き! せっかくキルギス大統領「民主主義学びに」来たのに…

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「会談大成功」と韓国マスコミは胸を張るが…

   韓国としては、「いや、今回はたまたまモメているところで……」と言い訳したいところだろう。しかし元時事通信ソウル特派員の評論家・室谷克実氏によれば、「韓国の国会は常にモメている。むしろ日常茶飯事」なのだという。

「韓国国会は一言でいうと『動物園』(笑)。『ベテラン議員』というものがいなく、何かあると当選1~2回の議員たちがなんの戦術もなく、すぐに『乱闘』騒ぎを起こしてしまう。過去には、議員がバリケード突破のためチェーンソーを持ち出す、また催涙弾を投げるなんて事件もあった。アタンバエフ大統領も、実に韓国らしい場面を見たわけです」

   さすがにばつが悪かったのか、韓国メディアは「アタンバエフ大統領、朴大統領が唱える『ユーラシア・イニシアチブ』戦略に賛意」「韓国とキルギスは『親戚の国』と発言」「『韓国の勤勉さ学びたい』と絶賛」などなど、その成果をしきりに強調する。もっとも中央日報など一部メディアはこの騒動を詳細に報じ、

「彼に大韓民国国会が見せたのは『模範的な民主主義』のようなものとはほど遠かった」(中央日報)
「われらの国会が恥ずかしく思えた一日だった」(文化日報)

と自国の「民主主義」の現状にため息をついた。一般国民からも、こんな自嘲じみた声が聞かれる。

「きっとこれでキルギスも民主主義の空しさを悟って、維新体制(朴正煕元大統領による独裁政権)を採用するだろうさ」(ある掲示板住民)
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