2024年 5月 5日 (日)

カザフスタンからカザフエリに? 国名変更で知名度アップと「差別化」狙う

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資源依存型経済からの脱却を目指し製造業の進出を熱望

   日本との関係は意外に深い。カザフスタンは石油、天然ガスなどのエネルギー資源や多様な鉱物資源に恵まれた資源大国で、カスピ海周辺の油田開発には早くから日系企業も投資。ウラン埋蔵量は世界2位を誇るほか、レアアースやレアメタルを含む非鉄金属も豊富だ。商社や電機メーカーがレアアース事業に乗り出すなど日本にとって重要な資源、鉱物などの輸入先となっている。

   こうした豊富な資源を背景に、カザフスタンは2000年以降に平均10%という高い経済成長率を続けてきた。リーマン・ショックでいったんは落ち込んだものの、最近は5~7%成長に回復。ただ、資源依存型経済からの脱却を目指し、日本メーカーを始めとする製造業の進出を熱望していて、トヨタがSUVを現地で組み立てる計画がある。身近なところではコンビニチェーンの「ミニストップ」が2013年に出店し話題になった。

   著しい経済成長から中央アジア地域で存在感を高めるが、1993年にキルギスタンから国名を変更している隣国キルギスを除き、近隣には旧ソ連構成国に加えアフガニスタンやパキスタンといった国名に「スタン」が付く国が多い。

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