スーパー店頭と自販機の価格差がさらに広がる可能性
スーパーは価格競争が激しく、自販機では150円で販売されている飲料が、100円以下で販売されることも珍しくない。飲料メーカーは、スーパー、コンビニなどの取引先に対し1円単位で転嫁するため、スーパー店頭と自販機の価格差がさらに広がる可能性が高い。そうなれば自販機離れが一層進むことも考えられる。
利益率が高い自販機での販売が減れば、各社の経営も影響は免れない。値上げによって、どの程度自販機での販売が落ち込むのか。飲料メーカーは不安を抱えて4月を迎えることになる。