2018年 7月 19日 (木)

早大で次々に「論文コピペ疑惑」が浮上 小保方氏は先輩の手法を見習った?

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   STAP細胞論文の小保方晴子氏(30)が学んだ早大の研究室などの出身者に対し、博士論文のコピペ疑惑がネット上で次々に上がっている。それも、小保方氏の博士論文のようにイントロ部分に指摘されるケースが多いのだ。

   疑惑が主に上がっているのは、小保方晴子氏の博士論文を審査した5人のうち、小保方氏が指導を受けた早大教授の研究室でだ。「論文捏造&研究不正」のツイッターアカウントなどでSTAP細胞論文を追及してきた11jigenさんらが、ブログなどで詳細を暴露した。

同じ研究室で、計5人に疑惑が持ち上がる

   それらによると、現在は早大で特別研究員をしている男性が2009年2月に出した博士論文のうち、イントロの20行がオランダの研究者らが04年に書いた論文をコピペした疑いが出ている。引用は明示されておらず、ほかにもいくつか疑いが指摘された。また、現在は国立大学の助教をしている男性も、同時期の論文で、当時の東大助教が08年に書いた論文のうち、イントロの英文2000単語以上を無断でコピペしたなどの疑いがいくつか見つかった。図の画像をコピペしたとの指摘もあった。

   さらに、まだ詳細ははっきりしないが、07、08年の博士論文についても、コピペの疑いがあるものが出ている。

   小保方氏は、博士論文を11年2月に出している。もしこれらの疑惑が事実だとしたら、小保方氏は、先輩の手法を見習っていた可能性も出てきた。つまり、「やってはいけないことという認識がなかった」との小保方氏の釈明も、これなら説明がつくわけだ。

   博士論文の問題がなぜ審査で見逃されたかが問題になっているが、前出の研究室の教授は、小保方氏の論文概要をわずかに変えただけの審査報告書を書いていた疑いが指摘された。もし本当なら、小保方氏の論文はほとんどチェックされていなかったことになる。

   早大のコピペ疑惑は、これだけに留まらない。

別の研究室の教授「意図的でなく、許容の範囲内」

   小保方晴子氏の博士論文を審査した別の早大教授の研究室では、現在は早大の助教をしている男性が2009年2月に出した博士論文のうち、いくつかの文章や図をほかの複数の論文からコピペした疑いが出ている。

   一連の疑惑について、小保方氏の出身研究室に取材すると、教授らは席を外しているとし、電話に出た人が「取材なら大学の広報課に問い合わせてほしい」と答えた。一方、この研究室で博士論文を書いた国立大学助教の男性は、取材に対し、「すみません、お答えできないので…」と言って電話を切ってしまった。

   今度は、小保方氏の出身ではない別の早大研究室に取材すると、教授が電話に出て、教え子の男性のコピペ疑惑について、こう釈明した。

「ミスとかはあると思っており、問題がないという認識ではありません。しかし、意図的かが重要であり、その点で論文にネガティブな認識はないです。意図的な剽窃などではなく、許容の範囲内だと思っていますから」

   ただ、小保方氏の問題については、「広報課を通して下さい」と答えた。

   早大の広報課では、現在は、小保方氏の問題について調査しているとし、そのほかのケースは「今後対応を検討します」と取材に話した。その時期については、まだ分からないという。

   ネット上では、早大理工学部出身という匿名ブロガーが大学でのコピペの実態を明かすなどして話題になっている。どこまで本当かは不明だが、レポートの量が多いため、先輩たちのをコピペして済ます学生も多く、教授らもそれを容認していたというのだ。

   早大には、コピペをある程度許容する向きがあるのかについて広報課に聞くと、「そのような話は、特に聞いていません」とのことだった。

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