2024年 4月 25日 (木)

日曜の池袋に白昼堂々「ハーケンクロイツ」 ヒトラー誕生日に「ナチス賛美」デモ

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朝鮮日報「見るだけでぞっとする赤い旗がはためいた」

   その後、約40人が、

「支那、朝鮮のいないアジアと、仲良くしようぜ~!」
「日本はナチスドイツのいいところを見習うぞ~!」
「総統閣下ばんざーい!」

などとシュプレヒコールを上げながら約20分間にわたって公園の周辺を行進。参加者はハーケンクロイツ、日の丸や旭日旗を掲げていたが、東南アジア諸国連合(ASEAN)の連合旗、チベットの旗、台湾の民主進歩党(民進党)の旗など、デモの趣旨とは関係なさそうなものも確認できた。

   デモ行進は警察車両が先導する形で行われ、終了時にデモに抗議しようとした人と小競り合いになった以外は大きな混乱はなかった。デモの終わりには、主催者が、

「オバマ(大統領)が来日するということで、『警備の関係で、本当は日にちをずらしてほしい』と警察の方から言われていたが、『どうしても、この日(ヒトラーの誕生日)にやるしかないだろう』ということで、無理を押してお願いした。皆さんで警察の方にお礼を言いたいと思います!」

と警察にあいさつするという珍しい一幕もあった。

   このデモが近隣諸国などの反発を招くのは確実で、韓国の朝鮮日報は、

「東京の代表的繁華街の一つである池袋に、見るだけでぞっとする赤い旗がはためいた」

などと批判している。警察の対応についても

「『事前に届け出があった』との理由でデモ隊守る」

と非難した。

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