2018年 11月 13日 (火)

熊野市に震度7地震、ゲリラ攻撃、ミサイル着弾… ハリウッド映画超えたスペクタクル?と話題に 

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   三重県熊野市が壊滅的な被害を受けている??

   2014年6月11日の昼、「ツイッター」でちょっとした話題で持ちきりになった。震度7の地震が観測された後に、ゲリラ、航空攻撃、ミサイル着弾、そして津波が襲ったというのだ。ネットでは「熊野市だけが世紀末」「どうすんだよ! 逃げ場がねぇよ!」などといった書き込みも出た。

   これは熊野市防災対策本部が全国瞬時警報システム(Jアラート)に登録している473人の市民の携帯とパソコンにメールを送った内容。ネットでは、これほど徹底的に災害が起こる状況は、ハリウッド映画を超えたスペクタクルな展開だと話題になった。

「この地域に『ミサイル着弾』の可能性があります」

   熊野市民が市の防災対策本部から受け取ったメールは1分置きに12回。まず「震度4の地震が発生した」から始まり地震は震度7まで観測されることになる。さらにゲリラ攻撃、航空攻撃、ミサイルの着弾、大規模テロ勃発、津波の発生へと続いていく。このメールを「ツイッター」にアップする人も現れ、「緊急放送」と書かれたメールには、

「この地方で、『震度7の強い地震』が観測されました。津波の危険がありますので、念のため海岸、河川付近の方は、火の元の始末をして、水辺からなるべく遠くに避難し、厳重に警戒してください」
「この地域に、『ゲリラ攻撃』の可能性があります。屋内に避難し、テレビ・ラジオをつけ今後の情報には十分注意してください」
「この地域に『ミサイル着弾』の可能性があります。屋内に避難し、テレビ・ラジオをつけ今後の情報には十分注意してください」
「この地域に、『大規模テロ』を受けている可能性があります。屋内に避難し、テレビ・ラジオをつけ今後の情報には十分注意してください」

などと書かれていた。

ネットで「熊野市民になりたい」という声まであがる

   もちろん、このような事は全く起こっておらず、Jアラートのトラブルによるメールの誤送だった。市の防災対策推進課に話を聞いてみると、この日はJアラート機器を取り換える工事が行われていた。古い機器のメールフォルダーを消去してから新しいものに代える手順だったが、業者が消去し忘れたために誤作動が起こった。そして、いざという時用のメールが順番に1分おきに流れてしまった。さぞや市民は驚いたと思われるが、

「最初の震度4のときにはビックリされたようですが、揺れが感じられない中で、震度5、6と続いていくとさすがに誤報だという事に気付かれたようで、特に混乱はありませんでした」

という。もちろん苦情は寄せられ、「誤報だと速やかにメールを送れ!」と叱られたそうだ。 

   ネットでは今回の騒ぎに、

「なんか楽しそうだなw熊野市民になりたいと始めて思った」
「不謹慎だけれど笑ってしまった」

などといった感想が出て、こんなことで笑えるのは日本が平和な証拠だ、などと感慨にふける人もいた。

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