「テラスハウス」突然の終了はなぜ フジテレビが「やらせはなく、終了の理由でもない」

フジテレビ「新たにフレッシュな番組をお届けする」

   テラスハウスでのやらせは以前から噂されていたようだが、14年3月には、週刊誌「フラッシュ」が「"恋愛シーン"の真実―キスや告白には『特別手当』があった！」と題した記事を掲載。スタッフが大まかなストーリーを考えて指示や打合せを行っていることや、スタッフの指示で出演者が告白した際は5万円、キスした場合は10万円の「手当」が支払われているなどと報じた。

   さらに6月には「週刊文春」も制作スタッフによるやらせ強要を報道。現場ではセクハラやパワハラが横行しているとも伝えていた。

   こうした事情から

「テラハのいわゆる役者達がやらせについに限界がきたってことだろ」
「やらせバレバレなのに　フジとしてももう限界なのでしょう」

と見る声が多くあがっていた。

   だが、J-CASTニュースがフジテレビに取材したところ、広報室は「2012年10月から2年のあいだ放送してきて、視聴者の皆様から好意的な評価をたくさん頂戴してきましたが、ここでまた新たにフレッシュな番組をお届けするという判断に至りましたので、終了させて頂く運びとなりました」とコメント。

   やらせ疑惑やスポンサー契約との関連性について尋ねると「そのような事実はございませんし、番組終了の理由ではございません」と説明した。

   終了について未だ受け止めきれないファンも少なくないようだが、番組開始時からのメンバーである菅谷哲也さんは放送後、「そういうことみたいです。変わらず9月まで温かく見守っていただけたら幸いです。今週もテラスハウスをご覧いただきありがとうございました」と冷静なツイートを投稿した。

   旧メンバーからもコメントが続々寄せられており、北原里英さんはツイッターで「え？！終わる？！」と反応した後、「テラスハウスがくれたもの、たくさんありすぎます…。本当に寂しいけど、最後まで見守りたいと思います！」と投稿。今井華さんも「素敵な出会いと青春をくれた 思い出深いテラスハウス。 9月で放送終わりかぁ。。」と感慨深げにツイートした。