2019年 11月 12日 (火)

「風刺画ならば許される」は欧米の「おごり」? 日本のネット、米国の一部でも「シャルリ」に疑問の声 

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フランスの風刺画は「弱者もブラックユーモアのネタにする」

   日本のインターネット上でも、

「こんなのやられて当然じゃん...」
「ジョークだからセーフ、風刺だからセーフ・・・ セーフなわけ無いんだよなぁ」
「これフランス風刺がアホや。書く権利はあるかもしれんが普通ならその宗教尊重して、書かんやろ」
「イスラム過激派がクソって分かるけど、フランスがまいたタネってのも分かる」

といった、「表現の自由」を尊重しつつ、行き過ぎた風刺への批判の声も寄せられている。

   一般に、日本人には「他の宗教をからかうのはマズイ」という感覚が少なからずあるからかもしれない。

   今回のテロ事件で殺害された風刺画家の中には、2020年の東京五輪が決まった直後にフランスの週刊紙「カナール・アンシェネ」が日本で五輪が開催されることを皮肉った、福島第一原発の放射能汚染で手や足が3本になった力士が相撲を取る風刺画を掲載した画家もいたとされる。

   2013年当時、この風刺画に不快な思いをした日本人は少なくなく、菅義偉官房長官は「東日本大震災で被災した方々の気持ちを傷つける。汚染水問題について誤った印象を与える不適切な報道」と抗議。これにカナール・アンシェネは「いささかも良心に反するところはない」と述べ、なんと日本人のユーモアのセンスのなさを嘆いた。

   フランスでは滑稽でひどく残酷な風刺画が発達してきた歴史がある。誰かの悲劇や苦境をからかうのも「表現の自由」の一部と考えられていて、権力者を皮肉るだけにとどまらず、弱者もブラックユーモアのネタにされる。

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