2024年 4月 16日 (火)

「セルカ棒」マナー問題、これで解決? 「セルカレンズ」にブームの兆し

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   スマートフォンで自分撮りを楽しむための「セルカ棒」が若者の間で人気を集める中、早くも新しい「自撮りアイテム」がブームの兆しを見せている。

   スマートフォンのカメラ部分に装着するクリップ型のレンズで、「セルカレンズ」として話題を集めている。どんな魅力があるのか。

撮影姿も目立たず恥かしくない

スマートフォンのレンズ部分に装着
スマートフォンのレンズ部分に装着

   「セルカ棒」は、カメラ機能内蔵のスマートフォンを先端に取り付けて使うスティック型の製品で、広範囲からの撮影を楽しむことができる。世界的な自撮りブーム(セルフィーブーム)もあって、米TIME誌による「2014年ベスト発明品(The 25 Best Inventions of 2014)」にも選ばれるなど、近年大ヒットした撮影アイテムの一つだ。

   そうした中、新たに注目を集めているのが「セルカレンズ」だ。韓国ではすでに人気を呼んでいるようで、日本でも2015年に入ってから話題にのぼることが増えてきている。

   実はこれ、クリップ型のコンバージョンレンズのことで、真新しいものではない。それでも、元のレンズよりも広い範囲を撮影できる「ワイドレンズ」は、セルカ棒と同等の使い方ができるとして重宝されている。セルカ棒のように撮影姿が目立つこともなく、手のひらサイズで持ち運びに便利なことなどが支持されているようだ。

   セルカ棒を巡っては、国内でもトラブルが少なくない。混雑する場所での撮影は周りに迷惑をかけないよう注意する必要があるが、ツイッターには、

「セルカ棒使ってる子って周りが見えてないのかしら。危ない」
「自撮り棒もってる女子高生がいて頭に当たった」
「渋谷のスクランブルの信号待ちで自撮り棒で突っつかれた」

といった「被害報告」が続々寄せられている。

海外ではセルカ棒禁止の美術館、サッカー場も

   15年1月には、動物園を訪れたあるツイッターユーザーが柵からセルカ棒を伸ばしてカワウソを撮影していた悪質ユーザーがいたことを写真付きで報告。多くの批判が寄せられた。マナー問題は深刻で、海外ではすでに使用を禁止するサッカー場や美術館が増えてきているという。東京ディズニーリゾートでの使用禁止も報じられている。

   セルカ棒と比べれば撮影の自由度は多少落ちるかもしれないが、総合的にメリットは多いようだ。ネット上には、

「危なく無いしディズニーもOKやん!!!」
「お、これなら迷惑ならなそうだから欲しいな」
「セルカ棒とかぜったい目立つし恥ずかしくて使えないし買えなかったけど、これはいいかもしれない」

といった声が寄せられており、歓迎ムードが広がっている。

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